電気化学工業、シンガポールにアジア地域統括会社を設立

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電気化学工業は、4月下旬を目処にシンガポールに100%出資のアジア地域統括持株会社を新設すると発表した。

同社は海外市場での製品販売拡大を経営の重点テーマに位置付け、今後発展が見込まれるアジア圏での製造・販売拠点の整備を積極的に進めている。特に今後はインドに代表される南アジア及びタイ・ベトナムなどの東南アジア市場でのグループの事業活動強化を最優先課題と位置付け、拠点の整備を進めている。

また、同社は1980年代以降、シンガポールで完全子会社であるデンカシンガポールプライベートリミテッド(DSPL)でアセチレンブラック、ポリスチレンなどのスチレン系樹脂の製造・販売を、同じく完全子会社のデンカアドバンテックプライベートリミテッド(DAPL)で溶融シリカを製造・販売している。

今回、シンガポールにおけるこれら2事業会社を傘下とし、東南・南アジア地域での同社の他製品を含めた事業の拡大を図るため、シンガポールに100%出資の新規地域統括持株会社を設立する。

シンガポールは税制面における優遇措置など、外資企業誘致施策の充実に加え、製造・物流に関する産業インフラが整備されており、同国に既に事業基盤をもつ同社として今後一層の海外事業拡充を推進する拠点として最適な立地と判断したとしている。

《レスポンス編集部》

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