ホンダは14日、「1リットルのガソリンで何km走行できるか?」という燃費の限界にチャレンジするモータースポーツ「第29回本田宗一郎杯ホンダエコノパワー燃費競技全国大会」の概要と参加要領を決定した。
会場は、昨年に引き続き栃木県芳賀郡茂木町の「ツインリンクもてぎ」のスーパースピードウェイで、10月10日に練習走行、11日に決勝を行う。
このイベントは、限りある資源の有効活用や地球温暖化の原因物質の一つであるCO2の削減につながる燃費向上を競うためのもので、参加者自身が創意工夫を重ねながら物づくりの大切さを体験できる貴重な機会として、1981年に鈴鹿サーキットで第1回大会を開催して以来、中学生から社会人まで毎年多くの人が参加している。
大会には、ホンダの4ストローク50ccエンジンをベースに、大会の車両規則の範囲内で軽量化や空力向上に自由な想像力を発揮し製作されたユニークなマシンで出場する。また、ホンダの4ストローク50ccエンジンを搭載した市販二輪車で参加できるクラスや、4ストローク150cc以下のエンジンをベースとした車両のクラスも設定する。
今年も全国各地、海外からもチャレンジングなチームが多数参加する予定。