トヨタ、森を活用できる人材育成プロジェクト開始

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豊田市、トヨタ自動車、特定非営利活動法人「地域の未来・志援センター」で構成する豊森実行委員会は、森を現在の暮らしと仕事に活用できる人材を育成するプロジェクト「豊森(とよもり)」の活動を5月から開始すると発表した。

豊森は、地元に愛着を持ち、自然の中で暮らしながら、ビジネスの核をつくることのできる人材を育成するため、豊田市、トヨタ、NPO地域の未来の3者が一致したもの。それぞれのフィールド、ノウハウ、人材などを持ち寄り、森を中心とした自然生態系の利用を軸とする持続可能な地域循環型社会の仕組みを生み出し、都市と農山村の暮らしの中で人と人の心を結び直す「豊森モデル」を構築することを目指す。

具体的な活動は、5月17日から2010年12月まで約2年間に渡り、人材育成講座「豊森なりわい塾」を開講し、毎月1回、全20回で座学や山里でのフィールドワーク、合宿を実施することで、地域を知り、コミュニティ・ビジネスの先進事例を学ぶ。最終的には、受講者による都市と農山村をつなぐ事業の立案や、新たなライフスタイルの提案などが実現できるように、豊森実行委員会が個別にサポートする。

受講者は、18歳以上の男女・30人程度を予定しており、4月末まで公募する。

5月17日には豊田市で「豊森なりわい塾」の開講式を実施するとともに、環境ジャーナリストの枝廣淳子氏を講師に招き「豊森なりわい塾」開講記念公開講座を実施する。

《レスポンス編集部》

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