メルセデスベンツ Mクラス ハイブリッド…静かでパワフルな走りの世界

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メルセデスベンツ Mクラス ハイブリッド…静かでパワフルな走りの世界
メルセデスベンツ Mクラス ハイブリッド…静かでパワフルな走りの世界 全 5 枚 拡大写真

ダイムラーは8日、ニューヨークモーターショーでメルセデスベンツ『Mクラス』のガソリンハイブリッド仕様、『ML450ハイブリッド』を発表した。動画共有サイトでは、同車の走行シーンを含めたPR映像が公開されている。

ML450ハイブリッドは、アトキンソンサイクル化した3.5リットルV6ガソリンに2個のモーターを組み合わせた「2モードハイブリッド」を搭載。トータル出力は、335ps、52.7kgmとパワフルだ。駆動方式は4WDの「4マチック」を組み合わせる。

動力性能はかなりの俊足で、0-96km/h加速は7.8秒、最高速は210km/h。アイドリングストップ機能や回生ブレーキも装備しており、米国EPA(環境保護局)燃費は市街地8.93km/リットル、高速10.2km/リットルと良好だ。排出ガス性能は米国のSULEV基準に適合。最大約2.9kmを最高55km/hの速度でEV走行できるのもポイントとなる。

ML450ハイブリッドは、北米ではトヨタのレクサス『RX450h』と競合。パワートレインはともに3.5リットルV6+モーターだが、RX450hのトータル出力は295psとML450よりも40ps劣る。今後発表されるRX450hの米国EPA燃費が気になるところだ。

ML450ハイブリッドの走行シーンを収めたPR映像は、動画共有サイトで公開されている。

《森脇稔》

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