ソニー・エリクソン・モバイル・コミニケーションズが17日に発表した2009年1 - 3月期(第1四半期)の連結決算によると、営業損益は3億6900万ユーロの赤字だった。
第1四半期の携帯電話販売台数は、消費意欲の低迷と小売店や流通チャネルの在庫調整の影響で、前年同期比35.0%減の1450万台と大幅に落ち込んだ。このため、売上高も同35.8%減の17億3600万ユーロにとどまった。
税引前損益は3億7000万円の赤字で、当期赤字も2億9300万円ユーロだった。
同社は業績悪化を受けて新たに2000人追加して人員を削減する。この施策で新たに2億ユーロの費用が必要となる。