14日午後、和歌山県紀の川市内の国道24号で、交差点を直進していた大型トラックと、対向車線側から右折してきた軽乗用車が衝突した。軽乗用車は大破し、乗っていた女性2人が死傷している。
和歌山県警・岩出署によると、事故が起きたのは14日の午後1時55分ごろ。紀の川市打田付近の国道24号で、交差点を直進していた大型トラックと、対向車線側から右折してきた軽乗用車の側面に衝突した。
衝突によって軽乗用車は大破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた90歳の女性が胸部強打でまもなく死亡。運転していた61歳の女性も打撲などの軽傷を負った。トラックを運転していた36歳の男性にケガはなかった。警察では双方の運転者から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。
現場は片側2車線の緩やかなカーブ。事故当時は雨で視界が悪かった。大型トラックはほとんど減速しない状態で衝突したとみられることから、警察では軽乗用車側がトラックの存在に気づかないまま進行してきた可能性が高いとみている。
