【トヨタ ウィッシュ 新型】180cm+・90kg+チェック…1列目は問題なし

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【トヨタ ウィッシュ 新型】180cm+・90kg+チェック…1列目は問題なし
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4月2日に新型が発表された、トヨタのコンパクト・7シーター『ウィッシュ』。3ナンバーと5ナンバーのグレードが用意されている、少し珍しいクルマだ。180cm+・90kg+の巨漢記者が車内を実測した。

トヨタ車には、ほかにもコンパクト・7シーターとして、『パッソセッテ』などがある。両車はメインターゲットが異なっており、パッソセッテが女性(ママ)なのに対し、ウィッシュは男性(パパ)だ。家族みんなを乗せないとならないけど、もっと男らしいワイルドなスタイリングや走りを、というパパの要望に応えたのが今回のウィッシュの特徴である。

外見ではフェンダーなどでそれを表現しており、ボディ外寸もパッソセッテよりも大きい。その分車重も増えているが、排気量(馬力とトルク)も増やして対応しているという形だ。

ウィッシュの寸法は、全長4590mm×全幅1695〜1745mm×全高1590〜1600。3ナンバー車と5ナンバー車があるため、全幅は幅がある形だ。外見と異なり、室内は長さ2660mm×幅1470mm×高さ1315mmと、全グレードで統一されている。

運転席に関しては、記者でもヘッドクリアランスに大きく余裕がある上に(コブシ縦ひとつ分以上)、ステアリングにチルト&テレスコピック方式を採用しているので、大多数の人においてスペースとポジションの問題が生じることはない。助手席も基本的には同様。ただ、記者クラスの体格の人がフル乗車する際は、できるだけ1列目から前に詰めないと3列乗車は厳しい。

MEGA WEBのライドワン試乗コースで両車を試乗した限りでは、ウィッシュの方が全長でパッソセッテよりも410mm長いことを如実に感じられた。曲がりくねった細い道などを走る分には、パッソセッテに軍配が上がるようだ。ただし、パッソセッテよりも車重があるが、それをあまり感じさせない馬力やトルクがある。よって、乗車人数が増えた時は、ウィッシュに軍配が上がることだろう。

《デイビー日高》

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