川崎重工、舶用電子制御ディーゼル機関用の過給機カット運転を世界で初めて実用化

自動車 ビジネス 企業動向

川崎重工業は、CO2などの温室効果ガスの削減や燃料油価格の変動に応える技術として、世界で初めて舶用電子制御ディーゼル機関用の過給機カット運転を実現するシステムを実用化した。

システムは、3台以上の過給機を装備する主機関の部分負荷運転で、1台の過給機を積極的に不作動とすることにより、掃気圧、空気圧縮圧、燃焼最高圧を上昇させ、熱効率の向上を図り、燃費を低減する運転を実現すると、している。2008年末に、「川崎-MAN B&W 12K98ME」型主機関の陸上運転でシステムの試験運転を実施し、最大約4%の燃費低減を実証した。

このシステムの初号機は、2008年度末就航の川崎汽船向け8000TEUコンテナ船の主機関に搭載している。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る