【上海モーターショー09】ヒュンダイソナタ旧型…2度目のビッグマイナーチェンジ

自動車 ニューモデル モーターショー
【上海モーターショー09】ヒュンダイソナタ旧型…2度目のビッグマイナーチェンジ
【上海モーターショー09】ヒュンダイソナタ旧型…2度目のビッグマイナーチェンジ 全 6 枚 拡大写真

ヒュンダイの中国合弁企業、北京現代は20日、上海モーターショーで『BT01』を発表した。4代目『ソナタ』のビッグマイナーチェンジ車である。

4代目ソナタは、韓国で1998年にデビュー。2代目三菱『ディアマンテ』のシャシーをベースに開発したFFミッドサイズセダンで、型式名から『EFソナタ』と呼ばれる。韓国ドラマ『冬のソナタ』で、あのヨン様が乗っていた白いセダンがこのモデルである。

2001年にはビッグマイナーチェンジを受け、『EF2ソナタ』に進化。フロントを中心にイメージチェンジし、ヘッドランプには楕円形のツインライトが与えられる。このEF2型は2002年12月に中国市場に投入され、北京現代にとっては最初の現地生産車となった。

ちなみに、地元韓国や北米では2004年、5代目となる『NFソナタ』にモデルチェンジ。しかし、中国では依然として4代目ソナタが生産されている。

そして、今回、4代目ソナタにとっては2度目のビッグマイナーチェンジを受け、BT01が誕生。BT01とは開発コードを意味し、今夏の発売時には別のネーミングが用意されるという。

ボディはドアとルーフを除くすべてを一新。ボンネット、トランク、バンパー、ヘッドランプ、グリルに至るまで変更され、フルモデルチェンジしたかのような変貌を遂げた。しかし、基本プラットホームは2代目ディアマンテのままである。

インテリアはツートン仕上げとなったほか、新型ナビゲーションモニターをインパネに設置。メーター照明は中国人の嗜好に合わせて、グリーンからレッドへ改められた。エンジンは2.0リットル直4の「ベータ」ユニットで、トランスミッションは5速MTと4速ATを用意している。

日本では、以前に比べると韓流ブームは落ち着いた感がある。しかし、中国ではまだまだ「冬ソナ」は健在のようである。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  2. ファン必見!『ミニGSX-R』は1000台注文あれば販売される!?「鈴鹿8耐」最注目の“スズキの隠し球”
  3. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
  4. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  5. ブラバスが「いかつすぎる」新型スーパーカーを発表! 1000馬力の超絶パワーに「頭抜けてる」と驚きの声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る