パナソニック ストラーダ・ポケット…Googleマップで目的地検索

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
パナソニック ストラーダ・ポケット…Googleマップで目的地検索
パナソニック ストラーダ・ポケット…Googleマップで目的地検索 全 3 枚 拡大写真

今年のパナソニックはやる気満々!新型『ストラーダ・ポケット』を見て思わずそう感じずにはいられなかった。これまでパナソニック(発表当時:松下電器産業)は、2GBの容量を持つSDカードを使った「CN-MP50D」を同社初のPNDとして投入していたが、スペック的には他社PNDの焼き直し的な印象が強く、市場での反応は今ひとつだった。

しかし、2007年頃から急拡大してきているPNDは、09年には、カーナビ市場を二分する勢力になるとパナソニックは予測。この流れに乗り遅れまいとパナソニックは新型の投入を図ったのである。

その新型「ストラーダ・ポケット」は、ワンセグを搭載する「CN-MP200シリーズ」と、ワンセグを非搭載とした「CN-MP100シリーズ」の2種類を用意。それぞれにACアダプター・家庭用スタンドを付属したモデルを用意して、計4モデルの投入となった。いずれも地図データを収録した4GB・マイクロSDカードを付属し、本体内の専用スロットに差し込んで使用する。

地図データは、このモデルより同社製インダッシュ型ナビと同じものを使うこととなり、それに伴ってOSもPNDとしては初めてWindows CE for Automotiveを使うことにもなった。そのため、ナビとしての機能はインダッシュ型ナビと変わらない。違いは容量の差からくる市街地図表示ができないことぐらいだ。

ただ、メニューデザインは画面の小さなPNDの特性を活かした独自のものとなっており、トップメニューでは4つのボタンで表示。よく使うボタンをトップメニューに持ってくることができる。ルート案内時のレーンリスト案内や、ETCレーン案内(ナビ連動機能はなし)、検索データもインダッシュ型ナビと同等の内容を収録したという。

目的地検索での新機能は、「おでかけストラーダ」にGoogleマップ情報の利用を可能としたことだ。方法は、PCを使ってGoogleマップをチェックして「おでかけストラーダ」に送信し、そこで地点編集を行ったらSDカード経由で「ストラーダ・ポケット」に転送して使う。これまでカーナビは内蔵データだけで目的地を探していたが、Googleマップの豊富なデータにより、目的地検索の対象は無限に広がるというワケだ。

《会田肇》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  3. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  4. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  5. 燃えるエアフィルターに有害なブレーキも…メルセデスベンツの粗悪偽造品、2024年は150万点超を押収
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る