ホンダは今年の上海モーターショーでは、スポーティモデルと環境性能の高いモデルの展示に力を注いだ。
東風ホンダからは年内に発売予定の新型スポーツセダン『SR-9』を初公開。欧州向けの『アコード』、北米向けのアキュラ『TSX』をベースに、専用フロントマスクを与えたモデルだ。ホンダは「流麗なフォルムとダイナミックなハンドリングを持つ、スポーティプレミアムセダン」と説明している。
広州ホンダは『オデッセイ』をフルモデルチェンジ。中国へは日本仕様の2代目に当たるオデッセイから投入されているが、今回のモデルチェンジで日本の最新版と同仕様になった。中国での販売は年内に始まる。
また、広州ホンダは独自ブランド「理念」の第2弾として、『理念コンセプト』を披露。『S2000』のようなオープン2シータースポーツで、2008年7月のロンドンモーターショーで公開された『OSM』によく似ている。
このほか、ホンダのエコイメージを牽引する『FCXクラリティ』、新型『インサイト』、『シビックハイブリッド』の3台を展示。高級車部門のアキュラからは、『RL』(日本名:ホンダ『レジェンド』)や『TL』、『MDX』が華を添えた。