ボルボ Rデザイン…エコシリーズのDRIVeに拡大設定

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ボルボ Rデザイン…エコシリーズのDRIVeに拡大設定
ボルボ Rデザイン…エコシリーズのDRIVeに拡大設定 全 11 枚 拡大写真
ボルボは23日、「Rデザイン」を欧州向け『C30』『S40』『V50』の低燃費&低排出ガス仕様車、「DRIVe」シリーズに拡大展開した。

Rデザインは、内外装をスポーティかつエクスクルーシブに仕立てるオプションパッケージ。従来はスポーツ志向のモデルに設定されてきたが、今回からエコを強調したDRIVeシリーズにも導入される。

そのDRIVeシリーズは、2008年10月のパリモーターショーで初公開。1.6リットル直4ターボディーゼル(109ps、24.5kgm)を積むC30、S40、V50の3車種に、燃費向上やCO2排出量低減に効果的なさまざまな改良を加え、クラストップのCO2排出量、115-118g/kmを達成。燃費も良好で、C30が22.7km/リットル、S40とV50が22.2km/リットルを実現している。 

DRIVeシリーズの装備や改良内容は、ミシュランの低転がり抵抗タイヤ、3 - 5速の専用ギアレシオ、高速走行時の揚力を抑えるための車高10mmダウン、エンジン冷却性能の向上、コンピューターの変更、低抵抗ミッションオイルの採用、パワーステアリングのチューニング見直しなど、細部に及ぶ。

DRIVeシリーズ用のRデザインは、他のRデザインと基本的に共通。前後スポイラー、サイドスカート、17インチの5本スポークアルミホイール「セラピス」を装着する。グリル&ドアミラーはシルクメタリック仕上げ。C30とV50にはルーフスポイラーを追加し、C30には直径90mmのスポーツテールパイプも奢られる。

シートはクリームレザーとブラック人工レザーの組み合わせ。スポーツタイプのレザーステアリングホイール、レザー&アルミシフトレバー、アルミスポーツペダル、ブルー指針メーターなどが採用された。

環境性能は3車ともベース車とほぼ同等で、欧州複合モード燃費22.2km/リットル、CO2排出量119g/kmと優秀。欧州で2015年導入予定のCO2排出量規制、120g/km以下をクリアしている。

《森脇稔》

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