東京ガス、横浜に世界最大のガスタンク新設

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東京ガスは、同社扇島工場(横浜市鶴見区)に、貯蔵能力が世界最大となる25万キロリットルのLNGタンクを1基建設すると発表した。

タンクの建設は、清水建設、IHIとIHIプラント建設の3社による共同企業体に発注した。着工は今年11月で、2013年10月の完成を予定している。

地球温暖化対策などへの対応としての環境性や、原油と比べた経済性・供給安定性、熱や電力など様々な需要形態に対応できる利便性を持つ天然ガスの需要拡大に対応、供給の安定性を高めるのが目的。

建設するLNGタンクは、安全性に優れ、土地の有効利用が図れ、周辺環境との調和を保つことが出来る覆土式の地下タンク。従来の20万キロリットルタンクと同じ直径で、深さを12.5m深くすることにより、世界最大となる25万キロリットルの貯蔵能力を実現した。

これまで20万キロリットルタンクが世界最大だったが、25万キロリットルタンク1基で、一般の家庭の年間使用量の約36万件分に相当する都市ガスを供給することができる。

扇島工場は、1998年に稼動を開始。2003年に3号LNGタンクが稼動しているが、4号LNGタンクの完成により、同工場のLNG貯蔵能力は現在の60万キロリットルから85万キロリットルに拡大する。また東京ガス全体としては、37基目のLNGタンクとなり、貯蔵能力は現在の336万5000キロリットルから361万5000キロリットルとなる。

《レスポンス編集部》

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