トヨタ紡織が発表した2009年3月期連結決算は、当期損益が50億円の赤字となった。前年同期は407億円の黒字で大幅に収益が悪化した。
売上高は前年同期比20.6%減の9797億円と大幅減収となった。シート、ドアトリムなどの減産が影響した。
収益では売上げの低迷、製品価格の変動、原材料価格の上昇、労務費の増加、為替影響で営業利益は同78.6%減の140億円、経常利益が同79.8%減の132億円だった。
今期の業績見通しでは売上高が同17.3%減の8100億円、営業損益が10億円の赤字、経常赤字が30億円、最終赤字が130億円となる見込み。