豊田通商が発表した2009年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比10.2%減の6兆2869億円、営業利益が同30.9%減の910億円と減収減益となった。
自動車メーカーの減産と在庫調整の影響で金属本部の部品販売が減少、機械・エレクトロニクス事業も自動車生産用部品分野が低迷した。自動車本部も世界的な自動車販売の低迷で取扱い台数が減少した。
収益では売上げの低迷で経常利益は同31.2%減の983億円、当期純利益が同40.4%減の402億円と大幅減益となった。
今期の業績見通しは、売上高が同20.5%減の5兆円、営業利益が同37.4%減の570億円、経常利益が同45.1%減の540億円、最終利益が同37.8%減の250億円となる見通し。