スタンレー電気は、スタンレー電気厚生年金基金の将来の代行部分について返上すると発表した。
厚生労働大臣から将来分支給義務免除の認可を受け、2010年3月期に過去の代行部分の返上の認可を受ける予定。
厚生年金基金の過去の代行部分にかかる退職給付債務を消滅させる。また、代行返上と同時にスタンレー電気厚生年金基金のプラスアルファ部分について、確定拠出企業年金制度へ移行する。確定拠出企業年金制度へ移行できない受給権者については、受給権の保護を目的に、確定給付企業年金制度(閉鎖型DB)へ移行する。
代行返上に伴って2010年3月期の連結で、特別利益として約65億円を特別利益に計上する。