【ボルボ S80 2.5T SE 発売】先進装備による安心感

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【ボルボ S80 2.5T SE 発売】先進装備による安心感
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ボルボから『S80』の限定車として発売された「2.5T SE」には、居眠りなどの原因で起こる車両のふらつきなどを検知した際にドライバー警告を促すドライバー・アラート・コントロールなど、充実した先進デバイスを多数標準装備している。

輸入車では初めてとなる追突軽減オートブレーキシステムや、車線を逸脱した際に警告音を表示を発するレーン・デパーチャー・ウェーニング、ほかにも、適切な車間距離を保ちながら全車に追従するアダプティブクルーズコントロールや、ドアのこじ開けなどでセキュリティアラームが作動したことをキーレスリモコンのランプの点滅により教えてくれるPCC+ボルボガードアラームなどが装備される。

ボルボ・カーズ・ジャパン マーケティング部の岡田勝也さんは「S80 2.5T SEから新たに導入されたのは追突軽減オートブレーキシステムがメインとなりますが、このモデルには既存の3.2リットル車ではオプションであったドライバー・アラート・コントロールやレーン・デパーチャー・ウェーニングが特別装備されていることも魅力です」という。

実際にS80 2.5T SEをドライブしてみると、追突軽減オートブレーキはいざというときにしか作動しないアイテムではあるが、この装備が付いていることで高い安心感に包まれながらドライブすることができる。さらにレーン・デパーチャー・ウェーニングやドライバー・アラート・コントロールは、少し運転が散漫になった時でも注意を促してくれるので、日常的にもそのメリットを感じることが可能だ。

岡田さんは「他の輸入車のこの価格帯では、S80が属するセグメントのエントリーグレードしか買うことができませんので、579万円という価格でこれだけ充実した安全装備を手に入れることができるということは、非常に競争力があると考えています」とコメント。

事実、S80 2.5T SEはライバルのメルセデスベンツ『E250アバンギャルド』やBMW『525i』よりも70万円程度安い価格を実現している。そしてこれらのエントリーモデルには先進安全装備やアダプティブクルーズコントロールはオプションですら用意されていない場合が多い。しかも、S80 2.5T SEは同じ2.5リットルという排気量でありながらもターボエンジンを搭載しているのだ。岡田さんの言うように、S80 2.5T SEのコストパフォーマンスは非常に高いと言えるだろう。

ボルボといえばV70などのエステートの印象が強く、セダンのS80は少し控えめな存在ではあるが、安全性能を重視した輸入車が欲しい人にはおすすめしたいモデルだ。

《岡島裕二》

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