ルネサステクノロジは7日、小型ポータブルナビや低・中価格帯の組込み型カーナビゲーション機器など向けSoC「SH-NaviJシリーズ」の第2弾として、高処理性能化と使い勝手向上を図りつつ小型化も実現した『SH77722』を製品化したと発表した。今年7月からサンプル出荷を開始する。
同社は、組込み型カーナビ分野で世界トップシェアと、様々なハイエンド機器に採用されているが、今後の需要増加が期待されるローエンドからミッドレンジ機器向け製品のラインアップを拡充、顧客ニーズへの対応と、更なるシェアアップを図るとしている。
SH-NaviJシリーズは、ローエンドからミッドレンジ機器向けに機能を厳選することでカーナビシステムをコンパクトに1チップ化したSoC。さらに32ビットバスのDDR2-SDRAMメモリインタフェース搭載により、高度なグラフィックス表示を高速に実現する。
2画面表示対応により幅広いアプリケーションを実現するほか、MOSTインタフェース搭載などにより車載ネットワーク機能を強化できる。
ルネサス、低・中価格帯カーナビ向け SoC 第2弾を発売
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《レスポンス編集部》