バーレーンGP予選での結果は、現在グリッド上で最も速いクルマはトヨタの「TF109」であることを証明していた。予選での1ー2フィニッシュをレースでの優勝に結びつけることができなかったトヨタチームだが、今週末のスペインGPではチームの悲願を達成させる自信を持っている。
「フラ・アウェーを終えて再びヨーロッパに戻ることが出来てよかったよ。これでみんなにとっても少しは楽になるだろうね」と、ヤルノ・トゥルーリは語る。
「シーズンのオープニングレースは僕たちの新車にポテンシャルがあることを証明していた。バーレーンでポールポジションとレースでのファステストラップを獲得したことは、僕たちに大きな期待を持たせてくれるいい成果だったよ。バルセロナではどうなるか見てみるけれど、これまでの力強いパフォーマンスからすると楽観的にならざるを得ないよ」
「シーズン前にバルセロナでテストをしているけれど、数か月もこのトラックをドライブせずにレースに向けて準備を整えることができないことを異常なことを認めないといけないね。これまでは大抵レース直前にテストをしていたから全てが予想できたけれど、今回はちょっと違う。今シーズンはコンスタントに前列で戦うことが出来るから楽しいよ。スペインGPがとても楽しみだね」