渡辺トヨタ社長、「スピード十分でなかったと率直に反省」

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渡辺トヨタ社長、「スピード十分でなかったと率直に反省」
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トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は8日の決算発表で、在任中の感想を聞かれ、「就任以来訴えてきたことの徹底度とスピードが十分でなかったと率直に反省している」と述べた。

渡辺社長は6月に在任4年で、社長退任となるが、就任直後から「大変な右肩上がりで事業を進め、世界市場に対応してきた」と振り返った。07年度までの業績拡大は「仕入先や販売会社などといいチームができた成果」と評価した。

ただ、前期の決算が赤字に転落したことは、反省すべき点があったと強調した。渡辺社長は、就任以来過去最高の業績が続く中で「足元を固めながらの成長」を社内に訴えてきた。市場の急激な変化はあったものの、そうした訴えが十分浸透しなかったことが業績悪化につながったと自己評価した。

一方で、取引先とのしっかりしたチームや豊田章男次期社長体制で「必ずや強いトヨタは復活する」と期待を表明した。

《池原照雄》

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