富士通テンは、カーAV&ナビゲーションシステム「ECLIPSE(イクリプス)」から「正確な音」の再生をコンセプトとしたトレードインスピーカー5機種(TDスピーカーシリーズ1機種、スタンダードシリーズ4機種)とデジタルパワーアンプ1機種を6月上旬から発売する。
同社はタイムドメイン(時間領域)理論に基づいたホーム用ECLIPSE『TDシリーズ』で培ったノウハウを投入した車載用のセンター/サテライトスピーカー/チューンナップサブウーファを2008年に発売した。今年はその技術をトレードインスピーカーにも投入し、新開発のデジタルパワーアンプとともに多様なニーズ、システムアップに対応する。
トレードインスピーカーはECLIPSE独自のフローティング構造フレームを採用し、高音質パーツの採用で正確な音を再生する。振動板の背面に発生する空気流動をスムーズにし、正確な駆動を実現するほか、ポイントソース構造の採用で乱れの少ない波形再生を実現する。
デジタルパワーアンプは、場所を選ばないコンパクト設計で、徹底したノイズ対策により優れた高音質再生を実現する。
価格は、TDスピーカーシリーズ『TDX1700』が5万7750円。エントリーグレードの『SGS1601』が1万500円。デジタルパワーアンプ『EA4200』が4万7250円。