マツダは12日、2010年3月期の業績予想を発表した。需要低迷による在庫水準適正化の影響もあって、営業損益は500億円の赤字となる見通し。
今期も事業環境が厳しい状況が続くと見ており、グローバル販売台数を前年同期比13%減の110万台と想定している。市場別では国内が同9%減の20万台、北米が同17%減の29万台、欧州が同22%減の25万台、その他市場が同21%減の19万台と落ち込む見通しで、中国だけは同26%増の17万台とプラスを予想している。
この結果、売上高は同20%減の2兆300億円と大幅減収となる見通し。需要低迷で在庫水準適正化の影響もあって営業損益は500億円の赤字を予想する。下期は営業損益の黒字化、通期でのフリーキャッシュフローの黒字化を目指すとしている。