三菱商事の小島社長、三菱自動車の黒字決算を評価

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三菱商事の小島社長、三菱自動車の黒字決算を評価
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三菱商事の小島順彦社長は12日、08年度の決算説明会で三菱自動車について触れ、「自動車業界が世界的に苦しい状況にある中、08年度営業黒字になったことはよくやったと思っている」と述べた。

三菱自動車は今期(09年度)も営業利益300億円、経常利益150億円、純利益50億円と黒字決算を見込んでおり、それについても一定の評価を示した。ただ、三菱商事はその数字を鵜呑みにしていないようで、「どこまで実績としてあげられるのか、われわれでも調べている」(小島社長)という。

また、三菱自動車への資本の追加については、「三菱自動車からわれわれに資本の要請はないし、われわれも資本を追加することは考えていない」と強調した。

三菱商事としては、販売と人材の面で協力をしていく方針で、人的資源をどれだけ出せるか、三菱自動車と相談しているところとのことだ。

09年3月末の三菱自動車対するリスクエクスポージャーは約4100億円と依然として高額で、三菱商事にとって大きなリスク要因であることに変わりはない。

《山田清志》

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