オペル アストラ 新型…4代目が待望のデビュー

自動車 ニューモデル 新型車
オペル アストラ 新型…4代目が待望のデビュー
オペル アストラ 新型…4代目が待望のデビュー 全 8 枚 拡大写真
オペルは13日、新型『アストラ』の概要を明らかにした。「ファーストクラスコンパクト」をコンセプトに、欧州Cセグメントで最高の商品力を持つ5ドアハッチバックを開発したとしている。

新型は欧州ミッドサイズセダンのベストセラーに君臨する『インシグニア』と同様に、オペルの最新デザインテイストを導入。とくに、エアロダイナミクスは600時間もの風洞実験で徹底的に煮詰められ、スリムでスリークなフォルムが完成した。全長は4420mmと現行比で165mm延長。キャブフォワードの躍動感ある外観が特徴だ。

室内は現行比で71mm伸ばしたホイールベースによって、ゆとりが向上。フロントにはサポート性と安全性を追求したエルゴノミックシートを採用した。また、「アイフロントカメラ」をオプション設定し、走行中のレーン逸脱をドライバーに警告。9種類の機能を持つバイキセノンヘッドランプの「AFL+」も用意される。

エンジンは8種類で、すべてユーロ5の排出ガス規制をクリア。ガソリンは4気筒の1.4-1.6リットル 4機種で、最大出力は100 - 180psだ。このうち、1.4リットル直4ターボ(140ps)は、従来の1.8リットルNAに代わるダウンサイジングユニット。14%トルクを引き上げながら、低燃費を実現している。ディーゼルターボの「CDTI」は、4気筒の1.3-2.0リットル4機種。最大出力は95 - 160psだ。

トランスミッションは6速MTと6速ATで、ATには「アクティブセレクト」機能を採用。インシグニアで定評ある「フレックスライド」サスペンションは、このクラスとしては珍しい装備で、電子制御のダンパーは、「スタンダード」、「スポーツ」、「ツアー」の3モードが選択できる。

新型アストラは、9月のフランクフルトモーターショーで、5ドアハッチバックが正式デビュー。アストラはフォスクスワーゲン『ゴルフ』と並ぶ欧州Cセグメントの人気車種だけに、オペルは英国のヴォクスホール版を加えた新型の年間世界販売台数を、約50万台と想定している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  3. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  4. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  5. 「めっちゃカッコよくない?」無限仕様の新型『プレリュード』が話題に、SNSではホイールにも「たまらない」の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る