パイオニア09年3月期決算…最終赤字は1305億円

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パイオニア09年3月期決算…最終赤字は1305億円
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パイオニアは13日、連結財務諸表の作成基準を米国会計基準から日本会計基準に変更したのに伴い、2009年3月期連結業績を発表した。
 
売上高は前年同期比27.8%減の5588億3700万円と大幅減収となった。主にカーオーディオやプラズマディスプレイおよびDVDドライブの売上が減少したため。
 
売上げ不振と原価率の悪化で営業損益は545億2900万円の赤字、経常損益は544億2000万円の赤字だった。最終損益は構造改革費用247億円、投資有価証券評価損148億円を計上、繰延税金資産の評価で税金費用が増加、1305億2900万円の赤字となった。
 
カーエレクトロニクスの営業収入は、世界的な自動車の販売不振の影響もあり、カーオーディオとカーナビゲーションシステムの売上がともに減少したことから、同22.0%減の2917億400万円となった。カーナビゲーションシステムは、市販市場向けの売上は、北米や国内、欧州で減少したことから、減収となった。OEMの売上は、北米で減少したものの、国内や中国で増加したことから、増収となった。カーオーディオは、市販市場向けの売上は、主に海外で減少したことから、減収となった。OEMの売上も、国内や北米で減少したことから、減収となった。
 
カーエレクトロニクス全体の営業収入に占めるOEMの売上構成比は、前期の約39%から約41%となった。

《レスポンス編集部》

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