極東開発、子会社の八戸工場を閉鎖へ

自動車 ビジネス 企業動向

極東開発工業は、国内の生産体制を見直し、子会社の八戸工場を閉鎖すると発表した。

同社グループ主力の特装車事業は、世界的な景気悪化による国内トラック需要低迷の影響などにより、昨年後半から業績が大幅に悪化している。業績の改善を図るため、大規模なコストダウンや業務の効率化、設備投資計画の見直しのほか、役員報酬や管理職給与の一部カット、人員の見直しによる人件費の削減に取り組んでいる。また、4月1日付でグループ会社を15社から13社に統合するなど、経営の効率化を推進している。

さらに経営資源を集中し、業績の改善を図るため、10月1日付で、グループ会社である極東開発東北の八戸工場を閉鎖する。これにより同社グループの国内生産体制は、現在の8拠点から7拠点となる。

八戸工場では、99年の操業開始以来、主に北海道・東北地方向けのタンクローリや散水車、ダンプトラックなどの特装車の製造・販売、アフターサービスを行ってきた。これらの業務は、グループ内の他の生産拠点へ移管する。

《レスポンス編集部》

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