スズキのインド子会社、マルチ・スズキは15日、インド市場に新型小型車『リッツ』を投入すると発表した。今月から販売を開始する。
リッツは、背高の車体を生かしたコンパクト車で、排気量1.2リットルの新型K12Mエンジンと『スイフト』に搭載されている排気量1.3リットルのディーゼルエンジンを搭載する。インドで2010年4月に導入される排出ガス規制「BS-IV」に同国内で販売される乗用車として初めて適合。
生産はマルチ・スズキのグルガオン工場で行なう。低燃費・環境志向にマッチするプレミアムコンパクトとしてファミリー層を中心に販売を拡大していく。
マルチ・スズキとしてはスイフト、『SX4』『A-star』に続くスズキの世界戦略車の生産・販売となる。