【チャレンジ三宅島09】お台場フェス…平野三宅村長、ライダーになる宣言

自動車 社会 行政
【チャレンジ三宅島09】お台場フェス…平野三宅村長、ライダーになる宣言
【チャレンジ三宅島09】お台場フェス…平野三宅村長、ライダーになる宣言 全 1 枚 拡大写真

17日に開催された「WERIDEチャレンジ三宅島モーターサイクルフェスティバルinお台場」で、三宅村の平野祐康村長がびっくり発言で会場を沸かせた。「これから自動二輪の免許をとって、夏には村長と走るツアーをやります」。

平野氏は61歳。噴火で全島避難を続けていた三宅島で「同じ苦労なら避難先より島のほうがいい」と、帰島を掲げて当選した。政治家として村の先頭を走ってきたが、今度はライダーの先頭を走ろうという企てだ。

しかし、人口約2800人の同村には自動車学校も運転免許試験場もない。どうするのか。同村の職員によると、こんな答えが返ってきた。「最近、東京都の鮫洲や府中などの試験場と同じ規格の教習コースが完成しました。6月の議会で条例が可決されれば、うまくいけば夏には三宅村でも試験が受けられる可能性があります」。

離島などで運転免許試験場までの距離が遠い場合、施設を用意すると、警察本部の運転免許試験場から試験官が出張して、そこが臨時の運転免許試験場になる場合がある。被災前には三宅村でも出張試験場があり、警視庁から担当者が来島して「島部出張試験」を実施してきた。

多忙な職務をこなしながらのオートバイ免許取得は時間がかかる。晴れてライダーとなり、平野村長と走ろうツアーが実現すれば、今年のフェスティバルの話題をさらうことは間違いない。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  4. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  5. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る