ティラド09年3月期決算…営業赤字 自動車・建機向けとも不振

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ティラドが発表した2009年3月期の連結決算は、営業損益が9億9000万円の赤字となった。前年同期は37億円の黒字だった。

売上高は前年同期比18.2%減の906億2700万円となった。国内は、得意先の在庫調整により、自動車用、建設産業機械用の熱交換器の受注が大幅に減少し、空調用熱交換器は、得意先の海外への生産移管、内製化もあり大幅減少となった。

海外は、アジアでの新規受注による建設産業機械用の熱交換器の増加はあったものの、北米での取引先減産の影響、アジアの自動車用・空調用の減少、欧州での自動車及び建設産業機械用の減少などの実体面に加えて、為替換算レートの変動による影響もあった。
 
収益では売上げ不振や棚卸資産の低価法の影響もあって経常損益は、15億3200万円の赤字、最終赤字は40億7800万円だった。
 
今期の業績見通しは売上高が同29.7%減の637億円、営業損益が14億円の赤字、経常損益が16億円の赤字、最終損益が18億円の赤字となる見通し。

《レスポンス編集部》

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