全体相場は反落。先週末の米国株安、円高に新型インフルエンザの国内感染拡大と悪材料が重なり、全面安の展開。平均株価は一時9000円台を割り込んだ。
もっとも、下値では値ごろ感からの買いも入り、結局は226円安の9038円と大台は死守した。輸出関連株が売られ自動車株は全面安。
ホンダが前週末比85円安の2680円、日産自動車が12円安の508円と反落。トヨタ自動車も30円安の3560円と反落したが、後場に新型『プリウス』の予約好調が伝わった後は底堅い動きとなった。
こうした中、スズキが40円高の2040円と続伸。インドの下院選挙で与党が圧勝したことからインド景気の拡大を期待する買いが入った。