大阪が本社の東洋ゴム工業は19日、関西地区で新型インフルエンザが拡大していることを受け、対応策を発表した。
海外出張はメキシコ、アメリカ、カナダへの渡航は禁止し、これら3か国以外への渡航についても、出来るだけ自粛する。個人の旅行もこれに準じる。
国内出張については、社内会議での出張は自粛しテレビ会議、メール、電話を活用する。営業活動などの場合は、顧客の意向を確認してから出張する。
会社備蓄マスクを緊急で従業員向けに配布し、通勤時の注意として関西地区で公共機関を使用する場合は、マスク着用を義務付ける。関西地区以外でも、マスク着用を心がける。
また、健康管理を徹底するため、毎日従業員本人、同居家族は検温する。本人および同居家族に37度以上の発熱・悪寒・咳などの症状が出た場合は、出勤を自粛する。
このほか、休校、休園などで子供の面倒を見るために勤務を休む必要がある人は、申し出てもらい会社はこれを認める。