携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発
携帯電話で直感的に道案内する歩行者ナビ 住友大阪セメントと埼玉大が開発 全 1 枚 拡大写真

住友大阪セメントと埼玉大学大学院理工学研究科長谷川研究室は、舗道における新しい歩行者ナビゲーションシステムを開発した。

このシステムは、WYSIWYAS(What You See Is What You Are Suggested)-「見たままにお進みください」を基本設計概念としており、カメラ付き携帯電話機で、舗道に敷設されているインターロッキングブロックを撮影して、現在位置を把握、撮影した画面上に進むべき方向をコメントと矢印で直接表示する。特別なインフラ整備をすることなく、地図による解釈を必要としない直感的な道案内システムとなっている。

従来のナビゲーションシステムは、自分がどこにいて、どちらを向いているのか、目的地はどちらの方向か、などの地図情報を理解する必要があった。新しいシステムは、携帯電話で撮影した舗道の画像上に矢印などで進むべき方向を示すため、だれでも直感的に理解できる。

最大の特長はコンシェルジュ性で、例えばお腹が空いた場合、「おにぎり」と入力すると、近くにあるコンビニエンスストアを案内する。欲しいものなどをナビゲーションするデータベースの構築が可能。

本システムに必要な設備は、一般的なカメラ付き携帯電話機と舗道に敷設されたインターロッキングブロックのみで、特別なインフラを整備する必要は無い。また、携帯電話の電波が届く場所であればどこでも利用可能だ。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  3. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  4. BYDが新型PHEVワゴンを欧州初公開、エンジン併用で航続1300km以上…IAAモビリティ2025
  5. 水素、バッテリー、サーキュラーエコノミー、最新のエネルギー技術が一堂に~第24回 スマートエネルギーWEEK【秋】~ 9月17日開幕PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る