日産、モノづくりキャラバンなど、3つの出張教育を継続

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日産、モノづくりキャラバンなど、3つの出張教育を継続
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日産自動車は22日、社会貢献活動の一環として取り組んでおり、学校、父兄、児童から好評の「日産モノづくりキャラバン」「日産デザインわくわくスタジオ」「日産わくわくエコスクール」について、2009年度も活動を継続すると発表した。

「日産モノづくりキャラバン」は、同社の生産部門が中心となって企画、2007年度に車両生産拠点のある神奈川県、2008年度に同じく栃木県と福岡県で授業をスタートさせた。同社が有するモノづくりのノウハウを活用して、児童に学びや気づきの体験を提供する授業で、今年度も同じ3県で小学校を対象に実施する。

2008年度は3県合わせて186校、約1万2000人の小学生に授業を行なった。今年度は既に5月11日より神奈川県にて最初の授業を実施している。
 
「日産デザインわくわくスタジオ」は、2008年度に同社デザイン本部が開始したプログラムで、文部科学省が推進している小・中学生に向けたキャリア教育プログラムの趣旨に沿う形で、同社が独自に企画したもの。

日産の現役デザイナーが小学校で、クルマができるまでの過程や、カーデザイナーという仕事について詳しく紹介するとともに、児童が事前に描いたクルマの絵をもとに、実際にスケッチ作業のデモンストレーションを行うなど、カーデザイナーの仕事を体感できる内容。2008年度は21校、約1800人の小学生に授業を行なった。今年度も神奈川県の小学校を対象に授業を実施する。
 
「日産わくわくエコスクール」は、2008年度に新たに立ち上げた環境出張授業。同社の技術開発本部がNPO法人気象キャスターネットワークと協力して、より楽しくわかりやすく環境について児童に学んでもらう機会を提供している。

授業は、日産が監修する独自のプログラムで、環境問題について気象キャスターが解説する座学と、日産の環境マネジメントスタッフによる未来のエネルギーを体験する燃料電池キットカー製作、FCVの開発スタッフによる日産の燃料電池車『エクストレイルFCV』への試乗の3部構成となる。
 
2008年度は23校、約1800人の小学生に授業を行なった。今年度も神奈川県の小学校を対象に授業を実施する予定で、既に4月22日に最初の授業を実施している。

《レスポンス編集部》

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