ニュル24時間耐久…VW シロッコ が2クラスで優勝

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
ニュル24時間耐久…VW シロッコ が2クラスで優勝
ニュル24時間耐久…VW シロッコ が2クラスで優勝 全 18 枚 拡大写真

フォルクスワーゲンは24日、ドイツで行われたニュルブルクリンク24時間耐久レースで、『シロッコ』が2クラスでそれぞれ優勝を達成したと発表した。

【画像全18枚】

フォルクワーゲンは昨年のニュル24時間に、正式発売前のシロッコを投入。最大出力330psを誇るシロッコ「GT24」は、排気量2.0リットル以下のターボ搭載車で争うSP3Tクラスで、1-2フィニッシュの快挙を成し遂げた。

今年のフォルクスワーゲンは、昨年のマシンの発展形として、燃料をCNG対応としたシロッコGT24を2台開発。2.0リットル直4ターボは最大出力300ps、最大トルク35.7kgmを発生しながら、CO2排出量は08年マシン比で約25%低減させることに成功した。

CNG仕様の駆動方式はFF、トランスミッションは6速DSGで、外観はリアの大型ウイングが特徴。ドライバーにはフォルクスワーゲンの技術担当役員、Ulrich Hackenberg氏をはじめ、現役レーシングドライバーやジャーナリストが起用された。

そして、この「シロッコGT24-CNG」2台のうち1台が、オルタネイティブパワートレーンクラス(ATクラス)で見事優勝。総合でも17位に入る大健闘を見せた。

昨年のビクトリーマシン、ガソリン仕様のシロッコGT24も再び出走。こちらは前回同様、WRC(世界ラリー選手権)で2度のタイトルを獲得したカルロス・サインツ選手など、豪華ドライバー陣に3台のマシンが委ねられた。

その結果、3台のうちの1台が、SP3Tクラス1位、総合15位でフィニッシュ。もう1台がSP3Tクラス3位、総合20位で完走している。

今年のニュル24時間では、トヨタ自動車の豊田章男次期社長らがステアリングを握ったレクサス『LF-A』が参加約170位中、87位で完走。非常に厳しいレースで、シロッコはその素晴らしい耐久性能をアピールした。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. レクサス『IS』改良新型、新フェイスの実車を初公開…米国仕様は「F SPORT」のみ
  4. マツダ、クーペコンセプトと新型『CX-5』初公開へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. メルセデスベンツ『GLA』次世代型をいち早くプレビュー! 斬新なテールライト装備?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る