地下駐車場入口でクルマ滑走、運転者が下敷きになって死亡

自動車 社会 社会

22日午前、東京都千代田区内にあるビルの地下駐車場で、乗用車が無人のまま滑走し、前方にいたこのクルマの運転手をはねる事故が起きた。運転者は滑走するクルマを止めようとして転倒。下敷きとなって死亡している。

警視庁・丸の内署によると、事故が起きたのは22日の午前9時30分ごろ。千代田区大手町付近にあるビルの地下駐車場で、入口に停車していた乗用車が無人のまま滑走した。

車外に出ていた運転者の44歳男性が前方でこれを押し止めようとしたが、足を滑らせて転倒。滑走を続けたクルマの下敷きとなった。クルマは男性に乗り上げたことで停止したが、男性は全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

現場は駐車場の入口で、下り坂となっている。滑走した乗用車は左ハンドル。駐車券発行機は右側にしかなく、男性は降車して駐車券を取りに行っていた。警察ではサイドブレーキが完全に掛かっていなかったことが事故の主因とみている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ホンダ『スーパーEV』世界初公開へ、小型EVで「運転の楽しさ」提案
  2. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  3. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  4. サブコンが再評価される理由と純正ECU時代の新常識~カスタムHOW TO~
  5. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る