BMWグループは、販売強化に向けたニューモデルを相次いで投入すると発表した。
昨年末から欧州で販売を開始し、西欧市場ではすでにセグメントのトップモデルとなったBMWのフラッグシップの新型『7シリーズ』は、今年春から世界のその他の市場でも市場投入する。5月初めには新型『Z4』も発売した。
『5シリーズGT(グランツーリスモ)』と『X1』は今年末に発売の予定。新型『MINIコンバーチブル』を3月末に発売したほか、『X5』、『X6』のMモデルを4月初めに発表している。
さらに今年は、BMW初のハイブリッドとして新型7シリーズのマイルドハイブリッドとX6のフルハイブリッドも量産を開始する。
BMWグループでは、新しいラインアップの効果は2010年以降に現れると見ている。2010年から2012年にかけては、さらに量販モデルの新型車種を導入する予定だ。
2012年は、乗用車部門の投下総資本利益率(ROCE)26%以上、売上高EBIT率8-10%を目指す。