三菱 ランエボ 400馬力…早くも進化した最強仕様、スーパーカー並み

自動車 ニューモデル 新型車
三菱 ランエボ 400馬力…早くも進化した最強仕様、スーパーカー並み
三菱 ランエボ 400馬力…早くも進化した最強仕様、スーパーカー並み 全 29 枚 拡大写真

英国三菱は26日、『ランサーエボリューションX FQ-400』を発表した。徹底したエンジンチューンにより、403ps、53.5kgmを獲得。0-100km/h加速は3.8秒と、歴代ランエボ最速のパフォーマンスを発揮する。

三菱はFQ-400のエンジンに、モータースポーツから得たノウハウを注入。ハイフローインジェクター、低抵抗ベアリングを組み込んだ新開発ターボチャージャー、大容量インタークーラー、専用コンピューター、高効率エグゾーストシステムなどを採用し、レスポンス向上とターボラグ解消を狙った。

その結果、2.0リットル直4MIVECターボエンジンは、最大出力403ps/6500rpm、最大トルク53.5kgm/3500rpmを発生。5速MTと三菱自慢の4WD、「S-AWC」と組み合わせられ、0-100km/h加速3.8秒、最高速250km/h(リミッター作動)の圧倒的性能を見せつける。

英国三菱は20日、ランサーエボリューションXに「FQ-330SST」を追加したばかり。最大出力は329ps、最大トルクが44.6kgm、0-100km/h加速は4.4秒だった。FQ-400はこの性能を大きく上回り、スーパーカーに対抗できるレベルに到達した。

FQ-400の足回りは、ビルシュタイン製ダンパーとアイバッハ製スプリングの組み合わせで、フロントは30mmローダウンされた。ブレーキはブレンボ製ではなく、アルコン製を採用。18インチ9本スポークのアルミホイールは専用デザインで、タイヤはトーヨー「プロクセスR1R」を装着する。

外観はボンネットのエアスクープ、軽量フロントバンパー、カーボン製グリル、大型リアウイング、カーボン製ディフューザー、サイドスカート、HIDヘッドランプなどが識別点。インテリアには、レカロ製バケットシートやカーボン製シフトレバー&サイドブレーキレバーなどが奢られた。

FQ-400は英国で6月から販売開始。価格は4万9999ポンド(約760万円)だ。英国三菱は「スーパーカー並みの性能を、優れたコストパフォーマンスで実現した」と、自信を見せている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  4. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る