三井金属鉱業と住友金属鉱山、伸銅事業の統合で基本合意

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三井金属鉱業と住友金属鉱山、伸銅事業の統合で基本合意
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三井金属鉱業と住友金属鉱山は29日、両社の伸銅事業を統合することで基本合意した。

伸銅品は、2000年前後から顕著な需要の減少に見舞われており、業界内の競争は年々激化している。こうした状況下、生き残りをかけ、両社が保有する技術・営業・人材面の個々の強みを再編、最適化するとともに、効率化によるコストダウンを推進するため、両社で事業統合の検討を開始する。
 
両社事業の統合により、東西2拠点(埼玉県上尾市、三重県いなべ市)の一貫生産体制を持つことになる。この2拠点一貫生産体制の優位性を最大限に活用し、最適な生産体制を確立することで、コスト・品質・納期における競争力の向上を図る。
 
また、両社の営業情報・ノウハウ、販売チャンネルなどの営業ソフト面と、営業拠点・物流などの営業ハード面の統廃合を実施し、最も効率的・効果的な販売体制の確立と物流コストの引き下げを図る。本社機能も集約することで、管理間接部門をスリム化する。
 
両社の伸銅事業を分社化して両社折半で設立する新会社に事業を移管する。統合は2010年4月を目指す。

《レスポンス編集部》

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