【トヨタ プリウス 新型発表】燃費アタック43.8km/リットル

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【トヨタ プリウス 新型発表】燃費アタック43.8km/リットル
【トヨタ プリウス 新型発表】燃費アタック43.8km/リットル 全 5 枚 拡大写真

5月18日に登場した3代目トヨタ『プリウス』。10・15モード燃費38km/リットルという省燃費性能を誇るベーシックグレードの「プリウスL」で燃費アタックを敢行した。トータルでの燃費は、燃費計の数値で43.8km/リットル。  
 
コースはみなとみらいのパンパシフィック横浜ベイホテル東急を出てみなとみらいインターチェンジから首都高速に乗り、大黒ふ頭インターで一般道へ。その後、大黒大橋を渡って子安から国道15号線に入り、出発地へ戻るというもの。一般道、高速がおよそ5:5の比率で、今年2月に行われたホンダのハイブリッドカー『インサイト』の燃費アタックとかなり似たコース構成である。  

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乗員はドライバー1名のみ。エアコンはもちろんオフで、急加速、急ブレーキを避けることを心がけた。ただ、プリウスの燃費を伸ばすのに効果的な空走など非常識な運転はせず、高速、一般道ともに流れを阻害しない程度に普通に走ってみた。  

まずは高速道路。旧型プリウスは素晴らしい環境性能を誇っていたが、高速燃費がやや低いのが難点で、100km/h弱あたりでは状況によってはコンパクトカーに負けたりすることもあった。制限速度が最高でも80km/hと低い首都高速道路では100km/hでの巡航は試せなかったが、80km/h近辺の燃費は30km/リットル前後と良好だった。  

一般道では旧型に比べてモーターを使用する領域が広がっているように感じられた。基本的な制御のアルゴリズムは旧型と大きく変わっていないとのことだが、回生効率も上がっているように思える。  

ついモーター走行を過剰に多用してしまい、途中で一度、電力不足によってエンジンが発電モードに入り、そのことで燃費がかなり落ちてしまった。電力不足になるくらいなら、エンジンをある程度かけて加速したほうがいい結果が得られるものと考えられる。  

トータルでの燃費は、燃費計の数値で43.8km/リットル。平均車速が30km/h未満と遅いわりには優秀な数字だった。出発時にはバッテリー残量が上から3目盛、帰着時には下から2目盛と、ややドーピング気味ではあったが、それを除いてもちょっと省燃費を意識すれば30km/リットル台後半は十分に期待できそうだ。3代目プリウスの燃費性能は、10・15モードやJC08の数値以上の良さがある。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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