BMWのロードスター、デビュー75周年

自動車 ビジネス 企業動向
BMWのロードスター、デビュー75周年
BMWのロードスター、デビュー75周年 全 13 枚 拡大写真

BMWは5月28日、BMW初のロードスター『315/1』の発売から75周年を迎えたと発表した。315/1は現在の『Z4』のルーツに当たるモデルである。

【画像全13枚】

315/1は1934年5月、ドイツ・ベルリンモーターショーでベールを脱いだ。エアロダイナミクスを追求した流麗なボディに、エレガントなリアエンドを持ち、BMWの走りのDNAを表現した2シーターロードスターとして誕生したのだ。

エンジンは『303』の1.2リットルを拡大した1.5リットル。もちろん、ストレート6である。同時に発表した『315サルーン』は最大出力34psだったが、このロードスターでは最大出力が40psまで高められ、最高速120km/hという当時としてはトップレベルの性能を誇った。

325/1は1934年、国際アルピーヌラリーに参戦。総ルート2867kmを全開走行する過酷なラリーだったが、BMWワークスチームから出走した315/1の5台のうち1台が、クラス優勝という快挙を成し遂げた。315/1は1936年までに242台が生産され、世界有数のスポーツカーとして、その名は歴史に刻まれている。

315/1に続いて、BMWは『328』(1936年)、『507』(1955年)、『Z1』(1988年)、『Z3』(1995年)、『Z8』(2000年)、初代『Z4』(2002年)、2代目『Z4』(2009年)とロードスターモデルを発売。BMWは「スタイルは変わっているが、その根底にあるものは、315/1から変わっていない」と説明している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「カッコ良すぎて気絶しかけた」トヨタ『ハイラックス』新型発表に歓喜の声、日本発売にも「素晴らしい!」
  2. トヨタが米国製3車種を展示へ、日本にない『タンドラ』『ハイランダー』『カムリ』に乗り込める…S耐最終戦
  3. 「ソウルレッド」も完全再現!クルマ用塗料を使ったマツダ公式『ロードスター』スマホケース発売
  4. NISMO「L型エンジン用ヘッド」発売に「NAで300psって」「オーラニスモ買えちゃう」など驚きの声
  5. 【マツダ CX-5 新型】後席はマツダ車トップクラスの快適性、研ぎ澄ませた「3つの価値」とは
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る