【プジョー 308CC 日本発表】ゆとりを増したエンジン

自動車 ニューモデル 新型車
【プジョー 308CC 日本発表】ゆとりを増したエンジン
【プジョー 308CC 日本発表】ゆとりを増したエンジン 全 13 枚 拡大写真

プジョー『308CC』のパワートレインは308のハッチバックモデルと同様の1.6リットル直噴ターボエンジン&4ATが採用されている。

【画像全13枚】

このエンジンはBMWと共同開発されたもので、BMWグループの『MINIクーパーS』に搭載されているものと基本部分を共有している。

プジョージャポンの吉田訓啓さんは「従来のこのクラスのエンジンは2リットルの自然吸気が主流でしたが、欧州では排気量を縮小して過給器を組み合わせるのがトレンドとなっております。308CCもハッチバックで評判のよい1.6リットルターボを搭載することで、2.4リットル車並みの高トルクと、低燃費を両立させています」とコメント。

実際に前身となる『307CC』は2リットルの自然吸気エンジンを搭載しており、重量が重くなりがちなCCのボディではやや非力な印象が否めなかったが、308CCで1.6リットルのターボエンジンが組み合わされたことで大幅にゆとりを増している。

このエンジンの最高出力は307CCの2リットルと大差ない140PSとなるが、トルクに関しては吉田さんの言うように2.4リットル車並みの高トルクを、わずか1400rpmから発生してくれるので、発進時から排気量を意識させない力強さを発揮してくれる。

ATが4速というのが少し寂しいが、低速トルクが太いので日常域で扱いにくさを感じることはなく、さらに6000高回付近まで回しても伸びてくれるエンジンなので心地よい加速感を味わうことができる。

試乗したコースは急勾配が続くワインディングだったが、そんなシーンでも308CCのパワートレインは流麗なスタイリングに見合った爽快なドライブフィールを体感させてくれた。このパワートレインの進化も、307CCから308CCへフルモデルチェンジされた中で、大幅に魅力を高めているポイントだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. xEV時代の“痒いところに手が届く”サプライチェーンとは、名古屋大・山本教授が長瀬産業の最新ソリューションを解説PR
  2. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  3. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  4. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  5. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る