VWトランスポーター、ゼロヨン世界記録へ挑戦

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VWトランスポーター、ゼロヨン世界記録へ挑戦
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フォルクスワーゲンは11日、1953年式『トランスポーター』が同車の持つゼロヨン世界記録、12.65秒の更新にトライすることを明らかにした。

トランスポーター(『タイプ2』)は、今から59年前の1950年3月に生産開始。『ビートル』のメカニズムをベースにしたバンで、その愛嬌のあるルックスから人気となった。ドイツでは1979年に生産を終了したが、ブラジルでは今なお生産されており、デビュー以来の累計生産台数は1000万台を突破。もちろん、この台数はフォルクスワーゲンのバンとしては最多であり、いまなお多くのファンを魅了している。

フォルクスワーゲンは7月17 - 19日、英国ノーサンプトンシャー州サンタポッドで、トランスポーターのファン感謝イベント、「Bug Jam」を開催。そのイベントにおいて、トランスポーターがゼロヨン世界記録に挑む。

このトランスポーターは、ドイツ・フランクフルトのチューナーが改造を担当。1953年式をベースに、エンジンはオリジナルの1.6リットル水平対向4気筒(50ps)に代えて、2.8リットルV6を搭載。そのスペックは253ps、33.7kgmに達する。

ちなみに、現在のトランスポーターのゼロヨン記録は1953年モデルが打ち立てた12.65秒で、同時に計測された最高速は165.5km/hだった。今回はゼロヨン目標タイムを12.5秒に設定し、世界記録更新に向けた準備を進めている。

1953年式といえば、今から56年も前に生産された車。そんな古いバンでゼロヨン記録挑戦とは、トランスポーターの耐久性の高さには脱帽だ。果たして、世界新記録は生まれるか!?

《森脇稔》

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