【トヨタ プリウス 新型】走りも交通の流れもリードする

自動車 ニューモデル 新型車
【トヨタ プリウス 新型】走りも交通の流れもリードする
【トヨタ プリウス 新型】走りも交通の流れもリードする 全 5 枚 拡大写真

トヨタの主力ハイブリッドカー、新型『プリウス』。マスコミ向けの撮影・試乗会では、様々なパターンの運転を試みた。そのなかでも最豪華仕様の「Gツーリングセレクション」では全行程パワーモード、走りも交通の流れもリードするという条件でドライブしてみた。

【画像全5枚】

スタート時、バッテリーは下限に近い下2目盛りまでしかなく、しばらくは充電のためエンジンがかかりっぱなし。燃費は4 - 5km/リットルで推移。これは厳しいと思っていたのだが、しばらくしてバッテリーの充電状態が改善されると、燃費は次第に落ち着いてきた。

出発地の横浜・みなとみらいから本牧ふ頭の末端、シンボルタワーまでのルートは思ったより混み合っており、ゴーストップの連続。その中を、前方の信号の変わり具合などをあまり見越したりせず、気楽に走る。試乗日の午後はかなり暑かったが、オートエアコンの室温を24度に設定し、車内はきわめて快適。

2.4リットル級の総合トルクを発生させるパワーモードでは、少しアクセルを踏み込むと、モーターのみでの走行はすぐに解除され、エンジンが発電を行う。バッテリーと強調してモーターに大電流を送るのだ。実際、加速力はかなり良好。アクセルを少し踏み込んだだけでトルクが出てしまうため、ドライブフィールはデリカシーに欠け、あまり楽しい感じではない。しかし、ぐいぐい加速したいというタイプのユーザーの満足度は相当に高いと思われる。

燃費結果は平均車速19km/hで18.4km/リットル。エアコンをフルに効かせ、運転もかなり遠慮のないものであったことを考慮すると、きわめて優秀な数値である。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ルーミー』が10年ぶりの刷新…次期型はハイブリッド化か?
  2. ダイハツ「ミラ イース」一部改良、燃費約8%向上と安全性能を強化…109万6700円から
  3. 『RAV4』のデッドスペースを“使える収納”に、クラフトワークスが60系専用「ダッシュボードトレイ」発売
  4. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
  5. 【スズキ eスカイ 新型試乗】ソツなく仕上がった、あえての「普通の軽」…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  4. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  5. タイヤは「黒いゴム」じゃない! ブリヂストンが明かした性能を決める原材料の秘密
ランキングをもっと見る