クライスラー、北米7工場で2か月ぶりに生産再開へ

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クライスラー、北米7工場で2か月ぶりに生産再開へ
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クライスラーは17日、休止中の北米7工場を29日から再稼動させると発表した。破産法適用申請から2か月という速さで、生産再開にこぎつけた。

クライスラーは4月30日、日本の民事再生法に当たる連邦破産法11条(チャプター11)の適用を申請。同時にフィアットと資本提携すると発表した。この時、すべての生産ラインを停止。しかし6月10日、クライスラーの優良資産のフィアット売却が完了したことを受け、新生クライスラーは、業務を再開するとしていた。

生産を再開する7工場と生産車種は以下の通り。

米ミシガン州スターリングハイツ工場…クライスラー・セブリング、ダッジ・アベンジャー
米ミシガン州ウォーレン工場…ダッジ・ラム、ダコタ
米ミズーリ州セントルイス工場…ダッジ・ラム
米オハイオ州トリード工場…ジープ・ラングラー
カナダ、オンタリオ州ブラントン工場…クライスラー300、ダッジ・チャージャー、チャレンジャー
カナダ、オンタリオ州ウィンザー工場…クライスラー・タウン&カントリー、ダッジ・グランドキャラバン
メキシコ、メキシコ州トルーカ工場…クライスラーPTクルーザー、ダッジ・ジャーニー

なお、7月13 - 20日には、夏休みのためラインを再停止。7工場以外の稼動開始日については、後日発表される。クライスラーの再生に向けた動きが加速している。

《森脇稔》

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