【スバル レガシィ 新型発表】トヨタ紡織、樹脂製吸気パーツを初供給
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樹脂製インテークマニホールドは、樹脂材料に熱・強度に優れたナイロン系樹脂を採用し、従来のアルミ製と比較して約60%の軽量化を達成した。燃費性能向上による二酸化炭素排出量削減と、車両の低重心化による走行・操縦安定性能向上に寄与する。
また、エンジンの各シリンダーに空気を送り込むポート(パイプ)の一部を別部品で構成し、目標エンジン性能(馬力・トルク)に必要なポート長を確保しつつ、振動溶着工法を実現した。
樹脂製インテークマニホールドは、2000年のトヨタ自動車のカローラに採用されたのを皮切りに、現在では軽自動車を含めて幅広い車種に採用されている。今回、樹脂製インテークマニホールドが採用されたのは、新型レガシィのB4とツーリングワゴンに設定される2.5リットル水平対向4気筒SOHCエンジン搭載モデルの「2.5i」。
トヨタ紡織は、今後も吸気系トータル性能を企画・設計できるシステムメーカーとして競争力を強化していくとともに、次世代技術開発を積極的に推進し、環境・エネルギー・健康など社会的要請に応える製品開発を目指すとしている。
《レスポンス編集部》