ホンダ『ストリーム』に、今回あらたに設定された2列5人乗りの「RST」は、従来の1.8・2.0リットルクラスのミニバンからひとつ抜き出た加速性能を兼ね備えたという。
RST開発担当者は「フロント・リアのダンパーのセッティング見直しや、リアのアッパーアームの剛性アップなどで、応答性・安定性を向上し、かつ繊細な乗り味も加えた。また、大型テールゲートスポイラーやエアロリアバンパー・アンダーカバーで、リフトフォース量を大幅に低減している」と話す。
ストリームは、マイナーチェンジ前のモデルから、すでにドライバビリティについての一定の評価を得ていたが、今回RSTモデルでは、空力の改善や軽量化、足回りの強化などにより、スポーティな方向性の改良が加えられた。
そのドライビングフィールについて同担当者は、「2.4リットルのオデッセイに匹敵する」と表現していた。