ヤマハ発動機は、国土交通省が制定した「エコ通勤優良事業所認定制度」で優良事業所として認定されたと発表した。
同制度は、国土交通省がエコ活動推進の一環として、エコ通勤に関する意識が高く、エコ通勤への取り組みを自主的、積極的に推進している事業所を認証し、その取り組み事例を広く国民に周知することで、エコ通勤の普及促進を図ることを目的とするもの。認定された企業や自治体は同省のホームページによる公開と、指定のロゴマークの使用が認められる。
同制度で優良事業所に認定されるためには、エコ通勤推進担当者が指名されていることや従業員の通勤実態を把握していること、エコ通勤に関する具体的な取り組みを実施していることなどが必要。
同社では認定取得のため、2004年12月からエコ通勤への取り組みを開始、二輪車購入インセンティブやレンタル『Passol』(電動スクーター)システム、通勤バスの見直し、乗り継ぎ通勤手当、徒歩通勤手当の支給などを行ってきた。
これらエコ通勤に対する取り組みの結果、現在月1回以上、エコ通勤に参加する従業員の割合が65%を超え、従業員の意識も高まっているとしている。