フタバ産業は、金融庁からの課徴金納付命令を受けて課徴金1816万9998円を納付すると発表した。
同社は不適切な決算処理などが表面化して過去の決算を訂正したのに伴って、金融庁から課徴金納付命令が出されていた。
同社は4月3日付で東京証券取引所と名古屋証券取引所に対して「改善報告書」を提出し、「改善報告書」に沿って、モニタリングの強化、必須情報を適時に把握する仕組みの強化などに努めるとともに、企業風土改革の推進、コーポレート・ガバナンス、内部統制の強化に取り組んでいるとしている。その上で今回の事態を「真摯に受け止め、今後二度と同様な問題を起こさぬように、引き続き上記の改善施策に全力で取り組む」としている。