パーク24とマツダレンタカーが運営するカーシェアリング「カーシェア24」は、17日より六本木・青山・渋谷など需要が見込める都内24のエリアに新ステーションを展開すると発表した。8月末を目途に、都内100か所を超える「タイムズ」駐車場に200台の車両を配備する。
パーク24とマツダレンタカーは、国内カーシェアリング市場の早期立ち上げを目指し、2014年までにカーシェアリング車両を4000台に拡大することを計画している。
今回は、その第一弾として、六本木・青山・渋谷の商業エリアや東京・日本橋のビジネスエリアなど、東京都23区内を中心とした24エリア100か所以上の「タイムズ」に「カーシェア24」の新ステーションを開設、地域に合わせ輸入車やハイブリッド車なども含め200台の車両を配備する。1つのエリアに複数か所のステーションを設けることで、利用しやすい環境を整備すると同時に、カーシェアリングを身近で手軽なサービスとして認知させることがねらい。
料金体系は、利用した時間分のみを支払うシンプルなプランはそのままに、価格を見直した。「ナイトパック」や「定時間パック」などのお得なパック料金プランのほか、法人、家族、学生など特定の条件を満たした会員には月額料金無料などのサービスプランも設定する。
また7月17日から12月31日までの期間、「年内無料キャンペーン」を実施する。新規入会者の月額基本料金が無料となるほか、カード発行料が1500円から1000円に割引となる。また、10名以上の団体での申し込みによりカード発行料が無料となる。