GMの世界戦略小型セダン、クルーズ…英国上陸

自動車 ニューモデル 新型車
GMの世界戦略小型セダン、クルーズ…英国上陸
GMの世界戦略小型セダン、クルーズ…英国上陸 全 3 枚 拡大写真

英国シボレーは9日、新型『クルーズ』の英国向け第1弾が上陸したと発表した。新型クルーズは北米だけでなく、アジアや欧州でも販売するグローバル小型セダンだ。

新型クルーズは2008年10月のパリモーターショーで初公開。米国では『コバルト』の後継車に当たるが、GMはクルーズを世界戦略モデルに位置づけている。そのため、世界各地のGMの設計部門が連携し、総力を挙げて開発。ボディサイズは全長4598×全幅1797×全高1477mm、ホイールベース2685mmとコンパクトだ。

クルーズの生産は当面、米国オハイオ州ローズタウン工場だけで実施。GMはクルーズの生産に合わせて、総額5億ドル(約465億円)を投資して、設備の全面改修を行った。GMはクルーズを2010年の北米発売に先駆けて、アジアや欧州へ投入。その英国向け第1弾が、ブリストル州ポートベリー港に上陸した。

スウェーデン&ノルウェー船籍の巨大な車両運搬船「TIJUCA」号には、クルーズをはじめ2133台のシボレー車を満載。英国シボレーによると、そのうち半数以上の1133台は、すでに顧客が決まっているという。7月から販売が始まるクルーズの受注も順調に伸びているようだ。

英国シボレーのマネージングディレクター、マーク・テリー氏は、「欧州でのシボレーブランドの販売は、4‐6月の3か月間、前年実績を上回った。在庫も非常に少なくなっている」と、今回の上陸を心待ちにしていた様子だ。

英国では5月下旬、待望のスクラップインセンティブが導入された。英国シボレーは新型クルーズの新車効果と合わせて、さらなる販売増を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  3. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  4. “夏ドライブ”の快適性を上げる、便利アイテム2種5品[特選カーアクセサリー名鑑]
  5. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る